県内旅 大屋旅館
5月末に千葉県でも緊急事態宣言が解除され、少しづつではあるが経済活動も再開し、「コロナと共存する社会」になりつつある。観光に関して言えば、県を跨ぐ移動は未だ自粛要請されているが、県内であれば人との間隔を確保できれば可となっている。ということで人気の少ない平日に有休を取り、以前から気になっていた大屋旅館に行ってきた。
大屋旅館は大多喜町にある、江戸時代から続く老舗旅館である。過去には正岡子規が房総を旅した際に泊まったともされ、主屋はそれ以前に建築されたものだそう。昔の雰囲気がそのままに残ったこの旅館は、国の登録有形文化財にも指定されている。以下写真。
主屋。歴史を感じさせる佇まい。
旅館玄関。
1階の廊下。右に曲がると宴会場がある。
廊下にある休憩スペース。窓からは庭が一望できる。
その庭。鶴の置物が置かれているのは池の上である。
泊まった部屋。
部屋横の広縁にて。まあ、飲むよね。
夕食。ビッグなカレイの唐揚げ。
お風呂脇の流し。タイル張りはかわいい。
16時半頃宿に到着し即ビールを飲み、風呂に入ってから夕食を頂き、さらに部屋に戻って飲み直すなどしていた。この日は自分しか宿泊客がいなかったようで、ゆっくり寛げたのは良かったが何だか申し訳ない気持ちにもなった。快く迎えてくださった女将さんには感謝の気持ちしかない。