漫画と旅

好きな漫画、行った旅先のことなど

尾道市 料亭旅館魚信

尾道市にある旅館魚信。建屋は尾道水道に面して建てられており、客室からは尾道大橋屋や対岸の向島を一望することが出来る。その立地と眺望の良さに惹かれ、尾道に行くと決めた際、かなり早いうちから宿泊することを決めていた。日中は会席料理の提供も行っており、料亭旅館の名そのままにオコゼを中心とした海鮮料理も魚信の売りである。これもまた楽しみなものだった。

 

当日伝えていた時間よりも少し早く到着すると、女将さんが出迎えてくれた。手続きを済ませ部屋に案内して頂く。思っていたよりも館内は広く、また吹き抜けの中庭や茶室も備えられていた。この日宿泊したのは1階の突き当りにある「帚木(すきや)」という部屋。部屋に入るとその見晴らしの良さに圧倒される。往来する船やそれによって作り出される航跡波、そして徐々に赤みがかっていく尾道水道の夕景はいつまでも見ていられるものだった。

 

料理は期待に違わずどれも大変美味しいもの。オコゼは薄造りは勿論のこと、赤出しもあっさりとしながらも上品な味わい。それとギンダラ木の芽焼きが素晴らしく、今まで食べてきたギンダラ料理の中で一番じゃないかという美味しさだった。加えてビールに地酒果てはワインと、美味しいお酒と共に頂いて大満足の食事となった。

 

館内は時代を感じさせる木造建築だが、水回りなど要所要所は綺麗に改修されていた。また宿泊したお部屋も床柱や障子、欄間の意匠がなどもとても凝っているものであった。このクラスの旅館に1人で泊まることはそうないものだが、泊まって良かったと心から思える宿泊となった。以下写真。

 

f:id:kaga_rin0321:20201010224739j:plain

旅館外観。

f:id:kaga_rin0321:20201010224744j:plain

旅館入り口。最初入れば良いか分からずうろついていた。

f:id:kaga_rin0321:20201010224747j:plain

お部屋は踏込み付き。

f:id:kaga_rin0321:20201010224800j:plain

部屋の内装。

f:id:kaga_rin0321:20201010225217j:plain

部屋の内装海側から。

f:id:kaga_rin0321:20201010224812j:plain

いつもよりも美味しく感じられた。

f:id:kaga_rin0321:20201010225320j:plain

尾道水道の夕景。

f:id:kaga_rin0321:20201010224818j:plain

吹き抜けの中庭。奥に写っているのが茶室。

f:id:kaga_rin0321:20201010224826j:plain

お風呂への通路。

f:id:kaga_rin0321:20201010224832j:plain

お風呂。

f:id:kaga_rin0321:20201010224843j:plain

館内図。

f:id:kaga_rin0321:20201010224847j:plain

タイル張りの流し台。

f:id:kaga_rin0321:20201010224850j:plain

応接室。昔ながらの調度品が揃っている。

f:id:kaga_rin0321:20201010224854j:plain

過去の料金表。

f:id:kaga_rin0321:20201010224902j:plain

旅館を海側から。

f:id:kaga_rin0321:20201010224911j:plain

この日の夕食お品書き。

f:id:kaga_rin0321:20201010224915j:plain

先付けとお刺身。

f:id:kaga_rin0321:20201010224918j:plain

メバルの煮付け。

f:id:kaga_rin0321:20201010224922j:plain

ギンダラ木の芽焼きと鶏柔らか煮。

f:id:kaga_rin0321:20201010224926j:plain

ウニ御飯とオコゼ赤出し。

f:id:kaga_rin0321:20201010225837j:plain

 

雲南市木次町 天野館

木次の旧東城街道沿いに明治24年に創業した天野館。木次駅から10分程街道に沿って歩いた位置にあり、桜の名所としても有名な斐伊川堤防沿いに本館が、街道を挟んで反対側に別館がそれぞれ建っている。本館は創業時に建てられたもの。別館もそれから約20年後の大正初期に建造されたものだそうで、何れも築100年超える木造建築である。

 

本館か別館か、どちらに宿泊するか悩んだが今回は庭園付きの別館を選択した。別館には建屋内に「涼翠庵」と名付けられた茶室がある他、庭園にも藁葺屋根の離れの茶室がある。部屋の造り、欄間や窓の意匠、小さいながらも綺麗に管理された庭園などなど、どれも大変素晴らしいもので眺めているだけも飽きなかった。これだけの建物に1人貸切状態で宿泊できたのは宿泊客としては幸運と言うより他ない。

 

平時は宴会やご法要、また様々な教室の会場としても利用されているようで、まさに地域に根付いた老舗旅館と感じた。今回宿泊出来なかった本館にも何れ泊まりたいところ。以下写真。

 

 

f:id:kaga_rin0321:20201007215409j:plain

本館外観。

f:id:kaga_rin0321:20201007215414j:plain

今回宿泊した別館の外観。

f:id:kaga_rin0321:20201007215420j:plain

宿泊した「桃の間」

f:id:kaga_rin0321:20201007215426j:plain

大正ガラスの格子窓。木次旧街道では何軒か同じ模様の格子窓が見られたのが印象的。

f:id:kaga_rin0321:20201007215446j:plain

皆大好き広縁。

f:id:kaga_rin0321:20201007215454j:plain

部屋の方から見た玄関。

f:id:kaga_rin0321:20201007215457j:plain

玄関の鍵。もはやあってないようなものだがそれが良い。

f:id:kaga_rin0321:20201007215507j:plain

階段。そして小粋な意匠の欄間が素晴らしい。

f:id:kaga_rin0321:20201007215512j:plain

別館の見取図。1階と2階に2部屋づづと部屋数こそ少ないものの、どれも大変立派なお部屋。

f:id:kaga_rin0321:20201007215518j:plain

茶室「涼翠庵」

f:id:kaga_rin0321:20201007215523j:plain

茶室「涼翠庵」の中。

f:id:kaga_rin0321:20201007215533j:plain

部屋から見える庭園。

f:id:kaga_rin0321:20201007215537j:plain

庭園にある離れの茶室。

f:id:kaga_rin0321:20201007215542j:plain

別館を庭園側から。

f:id:kaga_rin0321:20201007215549j:plain

お風呂はこじんまりとした家庭風呂。

f:id:kaga_rin0321:20201007215553j:plain

桃の間には映画「砂の器」の監督野村芳太郎のサインが置いてあった。

f:id:kaga_rin0321:20201007215558j:plain

旅先で地酒を飲む喜び。

市原市 旅館加茂城

8月3連休の初日、ちょっとした用件があり自宅で会社PCと向き合いながら真夏の昼を過ごしていた。空いた時間に市原市観光協会の宿泊施設一覧を眺めていたところ、「洞窟風呂有」という記載が目に留まる。旅館加茂城。人工湖である高滝湖を見渡せる高台に建つ一軒宿のようだった。この旅館、何故かネット上で口コミの類が殆ど出てこない。立地的にも観光客需要はありそうなものだが。それと洞窟風呂がどうにも気になる。3連休残り2日の予定も特にない。無理かもしれないが泊まれたらラッキーくらいの気持ちで電話をかけてみた。時刻は14時を回っていた。

 

直ぐに女将さんと思われる方が電話に出た。出来れば明日宿泊したいという旨を伝えると、「今は出先なので帰って確認次第に折り返します」とのことで一度通話を切った。15分程経って折り返しの電話が入る。何と宿泊できるようだ。それも2食付きで。夕方に宿に着くとしてそれまでどこに行くか思案しながらその日の夜は更けていった。

 

翌朝、といってももう昼前と言っていい時間に家を出る。久留里を散策してから外房を回り、そこから養老渓谷を突っ切って高滝湖へと向かう。予定通り16時前に旅館加茂城に到着した。

 

昭和39年創業とのことで、既にに50年以上の歴史を持つ旅館加茂城。玄関口の建物はお風呂や宴会場がある他、2階はビジネス向けの客室になっている。奥にも1棟建物があり、こちらは高滝湖が見渡せる別館。夕日が沈む時間帯の景色はそれは綺麗なものだった。名物の洞窟風呂は本当に崖の中をくり抜いて造られたもので、外から見ると脱衣所が半分崖に突っ込んでいるようにも見える。風呂までの渡り廊下も杉皮をあしらった独特なもので、この辺り強いこだわりがあるんだろうなと感じた。旅館のことについてご主人や女将さんとあまり話が出来なかったのが心残り。以下写真。

 

f:id:kaga_rin0321:20200915203524j:plain

旅館外観。

f:id:kaga_rin0321:20200915203528j:plain

旅館入口。

f:id:kaga_rin0321:20200915203533j:plain

旅館2階から。

f:id:kaga_rin0321:20200915203540j:plain

洞窟風呂へと向かう渡り廊下。杉皮が非常に良い味を出していた。

f:id:kaga_rin0321:20200915203554j:plain

脱衣所。半分崖にめり込んでいるように見える。

f:id:kaga_rin0321:20200915203548j:plain

脱衣所からお風呂の入り口へ。既に崖である。

f:id:kaga_rin0321:20200915203601j:plain

お風呂。向き出しの岩肌からぽつぽつと水が滴り落ちていた。

f:id:kaga_rin0321:20200915203610j:plain

別館。こちらもかなり広い。

f:id:kaga_rin0321:20200915203614j:plain

別館入り口には貝が飾られていた。

f:id:kaga_rin0321:20200915203606j:plain

宿泊した部屋。

f:id:kaga_rin0321:20200915203620j:plain

高滝湖の夕景。

f:id:kaga_rin0321:20200915203626j:plain

夕食場。1人旅ではよく見る光景。

f:id:kaga_rin0321:20200915203630j:plain

夕食。家庭的で大変美味しいもの。

伊勢市 星出館

伊勢市駅を挟んでちょうど伊勢神宮外宮の反対側に星出館は位置している。昭和元年創業で100年近い歴史があり、建物の大部分は大正時代に造られたもの。それを建て直したものが現在の建物である。

 

外観からも歴史を感じさせる造りではあるが、館内も期待に違わぬ素晴らしいものだった。中庭を囲むような吹き抜けの造りとなっており、1階も2階も中庭側の窓は大正ガラスが取り付けられている。その中庭には水琴窟がある他、梅の木が植えられている。その花を咲かせる初春の眺めは大変良いものだろう。

 

また、玄関入口に用意されたスリッパがやたらとカラフルでファンシーな柄が多かったり、お風呂のタイルは可愛らしい模様があしらわれたものだったりするのだが、それはそれで旅館に馴染んでいるのが面白かった。そういった小物や装飾も含め、建物自体も館内の意匠もとても素晴らしい旅館だった。以下写真。

 

f:id:kaga_rin0321:20200831195629j:plain

旅館外観。県道沿いに建っており一際目を引く存在感がある。

f:id:kaga_rin0321:20200831195637j:plain

旅館玄関口。招き猫だってマスクをする。

f:id:kaga_rin0321:20200831195644j:plain

玄関口を旅館側から。写真ではやや隠れているがカラフルでファンシーなスリッパが並ぶ。

f:id:kaga_rin0321:20200831195654j:plain

1階中庭と大正ガラスの引き戸。

f:id:kaga_rin0321:20200831195700j:plain

水琴窟。館内を紹介して頂いた際その音色を聞かせて貰った。

f:id:kaga_rin0321:20200831195712j:plain

2階廊下。橋すげーって言いながら渡った。

f:id:kaga_rin0321:20200831195721j:plain

2階の流し場。

f:id:kaga_rin0321:20200831195730j:plain

2階にある休憩スペース。ここから中庭を眺めるのも一興なのだが、廊下はエアコンがないため非常に暑い。

f:id:kaga_rin0321:20200831195735j:plain

2階奥の階段。昔ながらの柱や手摺は武骨で良い。

f:id:kaga_rin0321:20200831195752j:plain

上の写真の階段から下ったところ。ここを左側に曲がった突き当りにお風呂がある。

f:id:kaga_rin0321:20200831195758j:plain

泊まった部屋。写真には写ってないが冷蔵庫も完備されていたのが嬉しかった。

f:id:kaga_rin0321:20200831195806j:plain

大正時代の雑誌の切り抜きが飾られていたり。

f:id:kaga_rin0321:20200831195811j:plain

1階の応接間。

f:id:kaga_rin0321:20200831195825j:plain

応接間には蓄音機が置いてある。レコードもあり自由に使うことができる。

f:id:kaga_rin0321:20200831195831j:plain

書室。異様にラブコメ漫画のラインナップが豊富。

f:id:kaga_rin0321:20200831202011j:plain

食事処。食事は基本的に朝食のみ提供を行っている。

f:id:kaga_rin0321:20200831195835j:plain

可愛らしいタイルが使われたお風呂。なお、旅館近くには銭湯が2件あり、そちらを利用する際はバスタオルの貸し出しも行っている。

 

以上が旅館の紹介。この記事の趣旨とはずれるが、夕食を食べに(飲みに)いった所が美味しかったのでちょっと紹介。

 

星出館から徒歩数分の虎丸。蔵を改装した居酒屋で海鮮がメインのお店。新鮮な地物の魚介類に三重県の地酒も豊富。良い魚が仕入れられなかった場合は営業しないというお店で、その拘りに違わぬ大変美味しい魚料理の数々だった。酒好きなので、自分にとってこういったお店に行くのも旅の楽しみとなっている。

f:id:kaga_rin0321:20200831195915j:plain

f:id:kaga_rin0321:20200831195919j:plain

f:id:kaga_rin0321:20200831195920j:plain

 

桜井市 皆花楼

奈良県桜井駅前から徒歩2分という立地にある皆花楼。所謂駅前旅館だが、通りから1本入った路地にあるせいか驚くほど静かで落ち着いた環境の旅館であった。創業ははっきりとはしていないが凡そ140年程度と、明治時代から営業を続けている老舗旅館。こじんまりとした昔ながらの建物で、昔から使っているであろう小物や装飾が随所に見られた。それでいて過剰に古びた感じはなく綺麗に手入れされていて、ご主人がそれらをとても大事にされていることが伝わってくるのだった。敷地内の庭も、四季を楽しめるような木や花が植えられている素敵なもの。

 

現在はご主人とその奥さん2名で営業されている。訪れた際も、丁寧に持て成して頂いて大変有難かった。以下写真。

 

f:id:kaga_rin0321:20200830154217j:plain

旅館入口。

f:id:kaga_rin0321:20200830154221j:plain

宿泊した部屋。

f:id:kaga_rin0321:20200830154410j:plain

部屋から見える中庭の景色。綺麗に手入れされていることがよく分かる。

f:id:kaga_rin0321:20200830154510j:plain

旅館建屋。

f:id:kaga_rin0321:20200830154514j:plain

帳場。

f:id:kaga_rin0321:20200830154522j:plain

2階から1階へと下る階段。

f:id:kaga_rin0321:20200830154233j:plain

2階の通路。庇の付いた部屋が並んでいる。元が料理旅館だった名残だとか。

f:id:kaga_rin0321:20200830154740j:plain

食堂。中庭を眺めながら食事を取ることができる。キャパは20人程度だろうか。

f:id:kaga_rin0321:20200830154743j:plain

頂いた夕食。家庭的で美味しいものだった。

f:id:kaga_rin0321:20200830154908j:plain

各小間の部屋表示も味があって良い。

f:id:kaga_rin0321:20200830155019j:plain

小粋な格子窓①

f:id:kaga_rin0321:20200830155027j:plain

小粋な格子窓②

f:id:kaga_rin0321:20200830154907j:plain

庭に置いてある東大寺の瓦。

栃木市 かな半旅館

栃木市の中心、蔵の街として知られる巴波川沿いの通りから程近い場所にかな半旅館は位置している。安永年間創業という非常に歴史のある旅館で、現在は旅館業のほか食事処としての営業も行っている。大正時代に陸軍士官の演習時の宿泊先として建てられた離れが今も残っており、宿泊することが可能。その他、比較的新しいビジネス利用向きの部屋も多数ある。

 

今回宿泊の予約をした際離れは既に埋まっており、1人用の比較的新しい建物に宿泊した。意匠も凝っているという離れに宿泊できなかったのは残念。だが、旅館内部の通路にはかつての蔵がそのまま残っており、増築を繰り返した跡が伺えるその造りも見ごたえのあるものであった。以下写真。

 

f:id:kaga_rin0321:20200820203726j:plain

旅館正面。食事処は左側。黄色いのれんが掛けられている右側が旅館の入口。

f:id:kaga_rin0321:20200820203729j:plain

旅館の裏側。こちらには駐車場があり、宿泊客用の出入り口といったところだろうか。写真に写っているのが大正時代に建てられた離れ。

f:id:kaga_rin0321:20200820210041j:plain

泊まった部屋。因みに和室だがユニットバス付きである。

f:id:kaga_rin0321:20200820203735j:plain

旅館内部の通路。何とも心が躍る造り。

f:id:kaga_rin0321:20200820203739j:plain

貸し切り風呂の入口。札を掛けて使用中であることを表示するスタイル。

f:id:kaga_rin0321:20200820203751j:plain

貸し切り風呂。新しく綺麗。

f:id:kaga_rin0321:20200820203803j:plain

通路に飾ってあるバケツ。真ん中のバケツには半の文字も。

f:id:kaga_rin0321:20200820203808j:plain

昔の消火器だろうか。当然のように置いてあり違和感を感じないのが不思議。

f:id:kaga_rin0321:20200820203813j:plain

貸し切り風呂の脱衣所。昔から使われているだろう現役のタンス。

 

古くは宿場町として栄えた栃木市だが、市街で江戸時代から今も営業を続けている旅館はかな半旅館のみとなっている。また蔵の町は勿論のこと、旅館近場の住宅街の中にも洋風建築が見られ、街歩きを楽しむことができたのも良かった。次泊まる時は、離れに食事付きでなどと考えながら宿を後にした。

矢板市 寺山鉱泉

寺山鉱泉は国宝寺山観音寺の霊湯として古くから栄えてきた。湯治場として昔から親しまれてきた鉱泉で、鉄分がたっぷりと入った湯は沸かすと赤茶色になり、身体が良く温まる上に冷めにくい湯である。実際に入ってみると、湯温はそれほど高くないがじんわりと身体の内側から温まるような感じがあり、湯を出てからも中々汗が引かずその泉質を実感出来た。

 

今の宿が建てられたのは1980年代のことであり建物自体はまだ新しい方だろう。また、自家栽培の野菜や地物に拘った料理は素朴ながらも大変美味しいもの。特に虹鱒の塩焼きは絶品。車でないと行くのが難しい上、その道中も非常に狭いのが難点だろうか。その分、静かな森の中で川の音に耳を傾けながらゆったりと出来るのが良かった。以下写真。

 

f:id:kaga_rin0321:20200817193247j:plain

宿の外観。二階だけでなく一階にも客室はある。

f:id:kaga_rin0321:20200817193444j:plain

旅館玄関と受付。

f:id:kaga_rin0321:20200817194542j:plain

泊まった部屋。客室と寝室で分かれている。なお、食事は部屋出しであった。

f:id:kaga_rin0321:20200817194559j:plain

旅館の周辺は森と川だけといった雰囲気。

f:id:kaga_rin0321:20200817194551j:plain

夕食。どれも家庭的で大変美味しいもの。

f:id:kaga_rin0321:20200817194554j:plain

浴槽。こちらが1人用で隣の浴室の浴槽は2人用となっている。因みにこの2つの浴槽は繋がっている。

f:id:kaga_rin0321:20200817194548j:plain

手前が2人用の浴室、奥が1人用である。どちらも鍵を掛けられるようになっており、貸し切りで利用する。

f:id:kaga_rin0321:20200817194545j:plain

鉱泉の効能表。

 

この日の宿泊客は自分ともう1組しかいなかったため、1人用の浴室をほぼ貸し切りで利用することができた。計4回ほど入り直しゆったりとすることは出来たが、表に書かれたような効果を実感するには連泊する必要があるんだろうなと感じた。(そもそも、身体に不調もないが...)

 

栃木には他にも赤滝鉱泉と小滝鉱泉という有名な鉱泉宿がある。そちらにも何れ行ってみたいと思っている。